コーヒーには意外な健康効果がある!

ホッとしたい時、仕事に集中したい時など、毎日の生活に欠かせないコーヒーですが、実はコーヒーには健康効果がたっぷり含まれていることをご存知でしたか?

アメリカのハーバード公共衛生大学院のチームが30年以上の期間を経て、20万人以上の医療関係者を対象にして行ったコーヒーの調査によると、コーヒーにはさまざまな健康効果があるという結果が得られたそうです。
この結果によると「1日あたり1〜5杯のコーヒーを飲んでいた人は、心疾患、脳卒中、神経疾患、自殺による死亡率が低かった」といいます。
コーヒーの成分としてよく知られているのは「カフェイン」ではないでしょうか?そのほかにも赤ワインなどに多く含まれている「ポリフェノール」も多く含まれています。
そして、ポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」はコーヒーに5〜10%含まれていて、これがコーヒー特有の苦味や香りを作っています。
ポリフェノールには「抗酸化作用」が含まれていますので、体の酸化を防いでくれます。

実は健康効果が高いコーヒーですが、飲みすぎてしまっては逆効果です。コーヒーに1〜3%含まれている「カフェイン」には利尿作用や覚醒作用がありますので、寝る前にコーヒーを飲むと夜中にトイレへ行きたくなることから、寝不足の原因となってしまいます。
また、コーヒーを飲みすぎると胃酸が多く分泌されて胃痛の原因になりますので注意が必要です。

いかがでしたでしょうか?コーヒーは確かに嗜好品ですが、元々は疲労回復や眠気予防の薬として使われていたそうです。現代の科学で新しい切り口での健康効果があることが分かってきました。
適度な量を摂取すればコーヒーはとても健康に良い飲み物です。